2024年12月15日日曜日

C#をはじめよう!:Visual Studioインストール

 C#を始めるには、Microsoftが無料で提供する高機能なIDE、Visual Studio Community Editionを使うのがおすすめです。この記事では、Visual Studio Community Editionのインストール手順を解説します。

Visual Studio Community Editionのインストール

1. Visual Studioのダウンロード

  1. Visual Studioのオフィシャルサイト へアクセスします。

  2. トップページの「Download Visual Studio」ボタンから、Community Editionを選択します。

2. Visual Studio Installerの起動

  1. ダウンロードしたファイルをクリックして、Visual Studio Installerを起動します。

  2. Installerが起動したら、インストールするロールを選択します。

3. C#開発環境の選択

  1. Installerで「.NET desktop development」のワークロードを選択します。

  2. チェックボックスがある場合は、そのまま進めます。

  3. 「Install」ボタンをクリックして、インストールを始めます。

4. Visual Studioの起動

  1. インストール完了後、Visual Studioを起動します。

  2. 初回起動時には、テーマを選択します。例えば、ダークモードやライトモードが選べます。

  3. 「Create a new project」を選択し、プロジェクト作成の準備をします。

おわりに

これでVisual Studio Community Editionのインストールは完了です。次の記事では、初めてのC#プログラムを作成する手順を解説します。ぜひ、Visual Studioを使ってC#の開発を楽しんでください!

【MySQL 8.4.3 LTS】WindowsでZip Archiveからインストールする方法

✅はじめに

こんにちは!今回は、MySQL 8.4.3 LTSをWindowsにインストールする際に、Zip Archiveを使用する手順を解説します。この方法は、軽量で柔軟なセットアップが可能なため、インストールディレクトリを自由に指定したい場合や、複数のMySQLバージョンを管理したい場合に適しています。




📦1. MySQL 8.4.3 LTSのZip Archiveをダウンロード

  1. MySQL公式サイトにアクセスします。
  2. 「MySQL Community (GPL) Downloads »」を選択します。
  3. 「MySQL Community Server」をクリックし、ページ下部の「Looking for previous GA versions?」を選択してバージョン一覧を表示します。
  4. OSとして「Microsoft Windows」を選択し、Windows (x86, 64-bit), ZIP Archiveをダウンロードします。
  5. 「No thanks, just start my download」をクリックしてダウンロードを開始します。



🗂2. ダウンロードしたZipファイルの解凍

  1. ダウンロードした mysql-8.4.3-winx64.zip を右クリックして、解凍します。
  2. 解凍先は自由ですが、推奨ディレクトリとして以下のような場所を使用します:
    C:\mysql



⚙️3. MySQLの初期設定

  1. my.iniファイルの作成
    解凍先のフォルダに移動し、以下の内容で my.ini ファイルを作成します:


[mysqld]
# 基本設定
basedir=C:/mysql datadir=C:/mysql/data
port=3306
sql_mode=NO_ENGINE_SUBSTITUTION,STRICT_TRANS_TABLES

[client]
port=3306
  • basedirdatadir は解凍先に応じて変更してください。
  • datadir フォルダはこの後に作成します。
  1. データディレクトリの作成
    C:\mysql フォルダ内に新しく data フォルダを作成します。
  2. 初期化コマンドの実行
    コマンドプロンプトを管理者権限で開き、次のコマンドを実行してデータディレクトリを初期化します:

cd C:\mysql\bin mysqld --initialize --console
  • 初期化が成功すると、一時的なrootパスワードが表示されます(例:A temporary password is generated for root@localhost: <パスワード>)。このパスワードをメモしておきます。



🚀4. MySQLを起動する

  1. MySQLサーバーの起動
    初期化が完了したら、次のコマンドを実行してMySQLサーバーを起動します:

mysqld
  • サーバーはバックグラウンドで実行され、3306 ポートで待機します。
  1. MySQLサーバーの停止方法
    別のコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを使用してサーバーを停止できます:

mysqladmin -u root -p shutdown



🔐5. MySQLへのログインと初期設定

  1. MySQLへのログイン
    別のコマンドプロンプトを開き、次のコマンドを実行します:

mysql -u root -p 
  • 一時的なパスワードを入力すると、MySQLプロンプトにログインできます。
  1. rootパスワードの変更
    セキュリティ向上のため、rootアカウントのパスワードを変更します:

ALTER USER 'root'@'localhost' IDENTIFIED BY '新しいパスワード';
  1. 設定の確認
    以下のコマンドを実行して、MySQLが正常に動作していることを確認します:

SELECT VERSION();



🖥6. MySQLをWindowsサービスとして登録(オプション)

Windowsの起動時に自動的にMySQLを起動させる場合、サービスとして登録します。

  1. サービス登録コマンド
    次のコマンドを実行してサービスを登録します:

mysqld --install MySQL
  1. サービスの起動
    サービスを起動するには、以下のコマンドを実行します:

net start MySQL
  1. サービスの停止
    サービスを停止する場合は、以下のコマンドを実行します:

net stop MySQL



💡7. 注意点と補足

  • セキュリティ強化
    必要に応じてユーザー権限を設定し、rootアカウント以外のユーザーを作成してください。
  • 環境変数の設定
    コマンドを簡略化するために、C:\mysql\bin を環境変数 PATH に追加することをおすすめします。



🔚まとめ

この記事では、MySQL 8.4.3 LTSをWindows環境にZip Archiveを使用してインストールする手順を解説しました。インストールが完了したら、必要に応じてMySQL WorkbenchなどのGUIツールを利用してデータベースを管理することも可能です。

この記事が参考になれば幸いです!質問や不明点があればコメントでお知らせください。