2010年6月27日日曜日

Eclipse Helios (3.6)インストール

Eclipse 3.6 Heliosのインストール方法についての手順です。

a. ダウンロードとインストール
1. eclipseのダウンロード
次のサイト(http://www.eclipse.org/downloads/)からeclipseをダウンロードする。なお、ここでのインストール環境は、Mac OS X 10.6.4で、64bitとします。

2. ダウンロードしたファイル(eclipse-java-helios-macosx-cocoa-x86_64.tar)を解凍して、目的のディレクトリに配置します。

3. ディレクトリ内にeclipseの実行ファイルがあるので、ダブルクリックして起動します。

4. workspaceディレクトリを指定して、正常に起動すれば、そのまま使用できます。


b. 日本語化
1. 次のサイト(http://sourceforge.jp/projects/blancofw/wiki/nlpack.eclipse)から、日本語化言語パックをダウンロードします。ダウンロードするのは、nlpack.eclipse.helios-M4-I200912232200とします。

2. eclipseのディレクトリ内にdropinsという名前のディレクトリがあるので、その直下に次の通り配置する。
eclipse/dropins/nlpack/eclipse/features
eclipse/dropins/nlpack/eclipse/plugins
※こうすることで、バージョンアップやbabelパッケージの乗り換えが有効になる。

3. eclipseを再起動する。そうすることで、日本語化される。Java Applicationとして実装する分には、ここまでの設定で完了です。


c. Android SDK設定
1. 次のサイト(http://developer.android.com/intl/ja/sdk/index.html)から、Android SDKをダウンロードする。ここでは、最新バージョンをダウンロードします。

2. ダウンロード後に、任意のディレクトリに解凍して下さい。念のため、ディレクトリパスに半角スペースや日本語名が無いようにしておいて下さい。(確認はしていないですが、こちらの方が無難です。)


d. ADT(たぶんAndroid Developer Tool)設定
1. eclipseの[ヘルプ]→[新規ソフトウェアのインストール]を選択します。

2. [追加]ボタンをクリックします。

3. [リポジトリーの追加]ダイアログが表示されるので、名前に[ADT]を入力し、ロケーションに[https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/]を入力します。

4. [OK]ボタンをクリックすると、画面中央部にDeveloper Toolsと出てくるので、チェックボックスを"ON" にして、[次へ]ボタンをクリックします。

5. 次の画面でも[次へ]ボタンをクリックします。

6. ライセンスのレビューが表示されたら、"使用条件の条項に同意します"を選択して[完了]ボタンをクリックします。
※ライセンス条項に同意できない方はこれより先に進めません。

7. インストールが完了すると、変更を反映するために再起動を求められるので、[Restart Now]ボタンをクリックします。


e. Android
1. [Eclipse]から[環境設定]を選択します。

2. Android SDK Locationを設定します。ここでは、先ほど解凍したAndroid SDKのフォルダを選択します。

3. [OK]ボタンをクリックします。
※後はAVD Managerでデバイスの作成などを行いますが、既に私が作成済みだったので今回は説明をしません。


f. Hello Worldで動作確認
1. Androidプロジェクトを新規に作成します。[Android Project]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。

2. Project Nameに[Hello World]と入力します。

3. Build Targetから[Google APIs / 2.2]のチェックボックスを"ON"にします。

4. Application Nameに[動作検証]と入力します。

5. Package Nameを入力します。[Java規約に準拠した形で、ここでは適当に入力して下さい]

6. Create Activityに[HelloWorldActivity]と入力します。

7. [完了]ボタンをクリックします。

8. プロジェクトにエラーが一件発生した状態になっているので、リフレッシュや、ビルドパスの構成などを適当にいじって更新するとエラーがとれます。
※なぜ、初回起動時エラーとなるのかは今のところ謎です。

9. プロジェクトを実行します。しばらくすると、エミュレータが起動します。バーチャルキーのMENUなどを押すと、タイトルに「動作検証」と表示され、その下に、「Hello World, HelloWorldActivity!」と表示されれば成功です。

※私の気のせいかも知れないが、エミュレータが起動するのが少し早くなった気がします。
また、気が向いたら、画像も入れて解説して行きたいと思います。

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